成功にはルールがあり、やり方があったのをご存じでしょうか。
望みは叶い、困難は克服可能、求めた結果は獲得できるんです。
人生の攻略本は、いつも手元に置いておきたいですよね。自分の進むべき道が分かり、道に迷うことがなければ、どれだけ充実した日々を過ごせることでしょう。
変化を起こしたい人、上を目指すリーダー、人生で成功したい方向けの本です。
7つの習慣
- 【第1~第3の習慣】 自分の内面を磨き、自分が成功する
- 【第4~第6の習慣】 外面を磨き、みんなで成功する
- 【第7の習慣】 第1~6までの習慣をつかい、さらに自分磨き
この本はあなたの、人生の道しるべとなり、あなたを成功へと導くガイドとなります。夢は描いて、計画して、到達するものです。
- 第1の習慣 主体的であれ
- 第2の習慣 終わりを思い描け
- 第3の習慣 最優先事項を優先しろ
- 第4の習慣 Win-Winを考えろ
- 第5の習慣 相手を理解しろ
- 第6の習慣 シナジーを作り出せ
- 第7の習慣 刃を研げ
成功とは?
- お金持ち?
- 仕事の出世?
- ライバルに勝つ?
このような表面的な小手先なものではありません。
人生において本当に大切なことは、ひとりひとり違うはずです。
見極め、つかみ取り、心の底から充実感を感じることが、7つの習慣では【成功】とよびます。
失うもの
右も左もわからずに、やみくもに歩んできた今までの人生とは、これでもう、さよならです。
ただ残念ながら、何事にも痛みはつきまとうので、次のことはもうできなくなります。
- 自分の無限の可能性、能力をあきらめること
- 他人の言いなりになること どうにもならないことを悩む
- あと先考えずにやる
- いつもなにかに追われる
- 自分しか考えない
- 他人の話を聞かず、自分のことばかり話す
- みんなと協力できない、なにも達成できない
- いつもだらだらできる
あなたは何を望みますか?
仕事での成功?大金を得ること?良好な人間関係?
何を手に入れることが出来るの?
世界中で30年以上読まれている人生を変える最良の良書です。
この本を読むと、本当にやりたいことがみつかり、心の底から充実した毎日を過ごすことができます。
つまり「本当の成功」を手に入れる方法が分かります。
一人一人やりたいこと、大切にしていることは違うので、自分の求めていることは、分かりづらいのです。
「本当の成功」を得るためには、まず人格を磨くことが条件となります。
人格を磨いて、本質的に成長して心を豊かにしていくことが真の成功だといっています。
そして人格は、習慣によってつくられます。
本書で紹介している「7つの習慣」で人格を磨くことによって、あたなただけの「本当の成功」が見つかることでしょう。
2つの前提
7つの習慣を身につけるためには、まず備えておくべきものが2つあります!
- パラダイム・シフト=ものの見方を変える
- インサイド・アウト=自分から変わる
順に説明していきます。
1つ目「パラダイム・シフト」=「見方を変える」
だれかと意見が合わないと、すぐ相手が間違っていると決めつけてませんか?でも心配いりません。人間はそういうものです。
人は同じものを見ても、それぞれ感じ方が違います。その人独自の物差しで、見て、判断、選択しているからなのです。
つまり自分は「偏っている」「視野が狭い」と理解してみましょう。
そのためには、今起こっている現実から、見方を変えてみます。
人は見方が変わると、行動が変わり、結果も変わります。無意識にかたよってしまった考え方を正し、良い結果を引き寄せていきましょう。
2つ目「インサイド・アウト」=「自分から変わる」
うまくいかないとき、「〇〇のせいだ」と、だれかに責任をなすりつけていては、いつまで経っても何も変わりません!
周りを変えるたった一つの方法は、「パラダイム・シフト=自分から変わる」を起こし、周りに影響を与えていくことのみです!
周りを変えることは誰にもできません。まず自分の内側から変わることが必要です。
あなたにできることは、自分から内面を変え、周囲に影響を与え続けていくことです。
第一の習慣 主体的である
自分の行動は選択できる
あなたはどう行動するべきか?
パブロフの犬の実験を例に考えていきます。
パブロフ博士は、犬のだ液量を調べるために、エサを与える前にベルをならすと決めエサを与えていました。
はじめ犬はエサを見てからだ液をたらしていましたが、
その後しばらくすると、犬はベルの音を聞いただけでだ液をたらすようになったのです。
つまり、ベルという音の刺激に反応して無意識にだ液をたらす行動をしたわけです。
みなさんは、パブロフの犬のように、自分の意志を持たずに反応するだけになっていませんか?
自分の意志を持って主体的に反応していますか?
同じ刺激を受けても、主体性を持ってどう行動するかで、結果が同じだとしても中身がまったく違ってきます。
例えば、買い物に出かけてパッと見た瞬間に感覚だけで、衝動買いをしてしまうのか、
一旦考えてから、どうしても必要な物だと納得してから購入しているのかということです。
主体的に行動するためには、刺激を受けたときに、
ひと呼吸間をおくことで、次の動作、行動を選ぶことができるようになります。
このような自分で考えて選択するという、主体的な行動を積み重ねることで、
まわりに振り回されない、自分だけの人生の主人公になれるのです。
自分の力で変えられることと、変えられないものがあることを知る
自分の力で変えられること
そのためには、影響の輪を意識することです。
- 今日やること
友達との付き合い
勉強をする
早寝早起きをする
暴飲暴食
呑み会
筋トレ
ここで上げた例は、自分の行動によってコントロールできる内容です。
しかし、自分の力ではどうすることもできないものもあります。
関心の輪
自分の噂話
過去の失敗
人からの評価
天気
天災
株価
嫁さんの機嫌
主体的でない人ほど変えられないものに時間とエネルギーを注いでしまっています。
関心の輪の中のことに、どれだけ時間をさいても状況はいっこうに良くなりません。
悩んだり、イライラするだけ、まったく時間の無駄です。
今、自分の関心事がどこにあるのかをよく考えてみてください。
自分の時間とエネルギーは影響の輪の中に注ぎ、自分の行動を主体的に変えていきましょう。
この影響の輪を大きくふくらませることができると自分の未来をコントロールできるようになり、よりよい未来に変えられます。
影響の輪の中に入ることだけに時間を注ぎましょう。
第二の習慣 終わりを思い描くことから始める
人生のゴールを決める
家を作るときも、プラモデルを作るときも、料理を作るときも必ず、完成形はイメージしていますよね。
設計図や取り扱い説明書、レシピなどがそれに当たります。
人生もこれと同じで、どうなりたいかゴールを決める。終わりを思い描くことが大切なのです。
目標を見失いそうになったとき、周りに流されそうになったとき、どちらに進めばいいのか迷ったとき、
なりたいゴールが決まっていれば、自分に自信を持つことができるので、力強く自分のリーダーとなれます。
そしてゴールから逆算していけば、今やらなければいけないことがわかるのです。
自分の中心になる原則を決める
目指すゴールを考え始めると、多くのゴールが生まれます。
それは人には様々な役割があるからです。
学校、部活、会社、家族、習い事、趣味など。
しかし学校の勉強も頑張りたい、部活も趣味も手を抜きたくないと、複数のゴールを持つと、そのことに挟まれ、どうしたら良いのかわからなくなってしまいます。
目指す方向が複数に別れてしまうと、気持ちにブレが生じてしまいます。
ここで考え方をかえてみましょう。
私達は複数の役割を必ず持っているので、すべての役割の中心に自分の原則をおくことで、ブレない価値観をつくることができます。
役割でなく原則で考える
【原則】自分がこうなりたいと願っている、どんなときもゆらがない、価値観の根っこの部分
この原則をすべての中心に置いて、役割やゴールを考えることで、全体を一歩引いてながめることができます。
そうすることで、自分にとって一番バランスが良い方法を選ぶことができます。
ミッション・ステートメント:自分のゴールを宣言した文書
ミッション:使命
ステートメント:宣言書
いちばん大切な原則と、ゴールを自分の言葉で書くこと。
例えば私が目指すゴールは、最高の自分を更新し続けること。
自分の可能性を信じ期待し成長することです。
そのためには、自分とのルールを守ることが必要なので、私のいちばん大切な原則は誠実さです。
この宣言書は、人生のコンパスとなるので、自分が今どこにいて、どうしなければいけないのか進む方向を教えてくれます。
第三の習慣 最優先事項を優先する
自分にとっていちばん大事なことに、時間を使う習慣を身につけます。
1日は24時間です。
これは誰にとっても同じです。
やりたいことがあると一日はあっという間に過ぎていきます。
しかし時間に追われてしまうと、考えもまとまらず、忙しく疲労感ばかり重なってしまいます。
そのためには、最優先事項を優先して行動することです。
自分にとっていちばん大切なことはなにかを見極め、行動を4つに分ける方法が役立ちます。
4つの行動。
第一領域
緊急、重要なこと
期限のある仕事、
約束事、
問題ごとへの対処、
宿題、
第二領域
緊急ではないが、重要なこと
将来について考える
自己投資、ステップアップの勉強
睡眠、食事、体調ストレス管理、
第三領域
緊急、重要でない
急に頼まれた雑用
つきあいの飲み会、食事
第4領域
緊急でない、重要でない
ひまつぶしのおしゃべり
だらだらTV、youtube.ゲームなど
長電話
この中で一番大切なのが第二領域です。
人生のゴールに近づくために必要なことはこの中にあります。
本当の成功を手に入れるためには、第二領域に時間を注ぐことです。
緊急でないけれど、重要なこと、この時間を増やしましょう。
第二領域を優先するためには、勇気を持って断ることと、人の力を借りるということが大切です。
人からの頼まれごとは、引き受ける前に「一旦考えてから」引き受けるべきことなのか、断るべきなのか判断し、必要なときは勇気をもってNOといいます。
そのことによってゆとりが生まれます。
より深く考えられるようになり、心身ともに疲労を抑えられ、あれもこれも焦ってやる必要がなくなります。
良い循環のリズムで深く重要なことに取り組めるので、毎日がとても大きく変わって行くことでしょう。
第四の習慣 Win-Winを考える
人間関係には6つの形がある。
私たちは無意識のうちに、勝ち負けで人間関係を考えてしまいがちです。
でも本当は6つの考え方があります。
自分が勝つか負けるかだけではありません。
Win-Lose 自分が勝ち、相手が負ける
相手を押しのけても自分が幸せになる考え方
Lose-Win 自分が負けて、相手が勝つ
自分の気持ちより相手の満足を優先する考え方
Win-Win 自分も相手も勝つ
自分も相手も納得できるめざすべき考え。
みんなが幸せになる方法には、思いやりと勇気と豊かさマインドが必要。
幸せはみんなに行き渡るだけたっぷりありますので、このことを忘れずにWin-Winを目指しましょう。
Lose-Lose 自分も相手も負ける
だれの得にもならない
Win 自分の勝ちだけを考える
他人は関係ないという考え方
Win-Win or No Deal Win-Winにいたらなければ取引しない
どちらもベストをつくして、それでもお互い納得できないければひとまず見送る
妥協したり、嫌な思いをして関係が悪くなってしまわないように、結論をあえて出さないという考え方
第五の習慣 まず理解に徹し、理解される
ものの見方は人それぞれちがうので…
ものの見方がちがうままだと、問題は解決しません。
まずは相手の考え方を理解します。
聞き上手になって、言葉の奥にある本音を理解するようにします。
そして4つのステップで、相手に共感しながら話を聞きます。
相手の言葉をそのまま繰り返す。
自分の言葉に置きかえる
相手の気持ちを言葉にする
自分の言葉に置きかえながら気持ちにもふれる
このとき決して自叙伝的に、自分の過去の経験からアドバイスしながらの聞き方は間違った方法なのでやめましょう。
これでは相手のことを理解したいという気持ちよりも、
自分の考えをわかって欲しいという気持ちが強くなり、
相手の心を閉ざしてしまいます。
自分を理解してもらうには、その前に相手を理解して、自分を信用してもらう状況を作らないといけません。
信頼貯金があれば、信用してもらいやすくなるからです。
重要なのは、この順番です。
相手を理解する
自分を理解してもらう
第六の習慣 シナジーを作り出す
相手と違う意見がでたときこそ、チャンスと考えましょう。
折り合いが合わないときに、
自分の意見を相手に強要✖
自分が妥協✖
お互いの意見を尊重しあって、自由な発想で、第三の案を見つけ出すこと、
誰も予想していなかった新しいものを生み出すことをシナジーといいます。
シナジーを創り出すために必要なことは、今まで身につけてきた、第1〜5の習慣が必要です。
ブレない自分と、周りと信頼関係を築けていること。
お互いが信頼しあい、のびのびと自由に発言し、協力できることが前提となります。
ここで今までの習慣を振り返ってみましょう。
第一の習慣 主体的である
まわりに流されない、主体的である
第二の習慣 終わりを思い描くことから始める
求めるものを見すえることができる
第三の習慣 最優先事項を優先する
重要なことに十分時間をさいて行動している
第四の習慣 Win-Winを考える
お互いの望みを共有し両方かなえようとする
第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
聞き上手になって、相手の本音を理解する
すべての習慣を利用してシナジーを作り出します。
第七の習慣 刃を研ぐ
自分をみがいて、レベルアップする
自分を道具だと考えてみてください。
手入れをしなければ錆びて使い物にならなくなります。
しかし定期的に手を入れながら使うと、長く上手く使えます。
第1から第6の習慣をレベルアップさせることにもつながります。
具体的には4つの要素をバランスよくみがいていきます。
4つの要素をみがいてレベルアップする。
からだをみがく
良いものを食べ、睡眠をしっかりとり、運動をすることです。
第一の習慣で身につけた、主体性をはっきして継続する力を利用します。
心をみがく
どんなときも、平常心でいるためには、心をみがくことです。
そのためには、ホッとできる時間をつくること。
第二の習慣で身につけた、終わりを思い描くことから始めるを使うことによって、
まわりの状況にふりまわされない心を保てます。
知性をみがく
知識を増やしたり、経験したり、考える力をつけることは、自分からつくり出さないといけません。
そのことによって、何を優先して、取り組むべきか、よく見えてきます。
第三の習慣 最優先事項を優先する
人間関係をみがく
まわりの人と上手につきあえるようになること。
まわりの人たちとの信頼関係を深めることです。
相手と意見が違うときは、第四の習慣 Win-Winを考えるを使い、どちらも納得できる方法を考える。
相手の意見を聞くときは、第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解されるを使い、相手の身になって聞き、自分の考えを分かりやすく伝える。
そしてみんなで、力を合わせてシナジーを創り出す。(第六の習慣 シナジーを創り出す)
この4つは人を形づくる要素となります。
からだ、心、知性、人間関係の4つの側面はそれぞれが関係しあい、助けあっています。どれか一つでも欠けてはなりたちません。
からだをみがけは、心、知性、人間関係に良い影響を与えます。心をみがけばからだ、知性、人間関係をみがきます。
自分という資産に投資をする
夢をかなえたい
目標を達成したい
この望みを叶えられるかは、
4つの側面をみがき自分をレベルアップしていかなければなりません。
この内容は第二の習慣、緊急ではないけれど重要なことがらです。
時間をかけ、力を注ぐ必要があります。
言いかえると、自分の未来に投資をするということ。
多くの人は、早く結果を求めすぎてしまい、自分の能力をみがくことを後回しにしてしまいます。
目標を達成するためには、なにが必要で、どうすればいいのかを、長い時間をかけて考えないといけません。
投資には色々なものがありますが、自分という資産に投資をすることほど、確実で大きな効果が望める投資はありません。
刃を研ぐことは、自分の未来に対してできる、一番よい投資です。
このことを忘れずに、自分磨きを繰り返しおこない、レベルアップを目指していきましょう!
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