【私の財産告白 本多清六 要約】初心者でも簡単にお金の不安がなくなる4分の1貯蓄法

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本の要約

お金がなかなか貯まらない、増えるのは毎月のカードの支払いばかりだよと、悩んでいる人いませんか?

この本を読むと、お金が貯まる理由が簡単に分かります。

  • お金の守り方 
  • 財産の増やし方
  • 仕事への心構え
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幕末のウォーレン・バフェット

お金の守り方は、1/4貯蓄法です。

ルールは簡単。収入の1/4を毎月貯金すること。給料日に決まった額20%が天引きされるように設定して、自動で貯金できるようにシステム化することが大切です。強制的に最初に貯蓄にまわすことで、残金だけで毎月の生活をやりくりをする。たったこれだけのことです。

とにかく早く実行に移すことが資産を作る秘訣です。

お金を貯めるには、お金の使い方を知りましょう。流れを知ることがまず第一です。静六は家計簿を勧めていましたが、現代では、アプリで簡単に解決しちゃいます。これでノートに毎回手書きする必要はなく、クレカや、銀行口座を一括管理できます。無料で使えて、細かい作業もいらない。確定申告にも使えちゃいます。▽

大学教授が巨万の富を築く

給料の一部を貯蓄して、種銭として投資へ運用する。

その運用益がどんどん雪だるま式に増え、資産増大。

本多静六の職業は大学職員でした。教授でもあったのでそれなりには所得を得ていましたが、それでも雇われの身であるので、資産を築くには給料だけで蓄えることはできません。

お金の増やし方。それは、株式投資によるものでした。

著者紹介

本多 静六(ほんだ せいろく)

  • 幕末の慶応、明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いてきた。慶応2年7月2日(1866年8月11日) – 昭和27年(1952年)1月29日)
  • 東大農学部首席卒業。ドイツミュンヘン大学で博士号を取り、東大教授となる。日本の林学者、造園家、日本の公園の父と言われる。日比谷公園、明治神宮、など日本全国の公園設計に大きくかかわる。
  • 株式投資家。
  • 「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、大学定年退官と同時に全財産を匿名で寄付。現在の資産価値に直すと100億円規模の資産を築く、現代のウォーレン・バフェットともいえるような人物。
  • 一日一項の原稿執筆も実施し、370冊余りの著作を残した。
  • 人生即努力、努力即幸福という人生観をもち、肉体、精神、何ら衰えず、生涯毎日働き、学ぶことを道楽と称し感謝の心を持ちながら85年の生涯を閉じた。

お金に支配されるな!恩師の教え

恩師の教え。お金は、もってなければならない。

ブレンダノ氏も大学教授でありながら、資産を築いた人でした。学生時代の静六に「いつまでも貧乏生活をつづけていてはだめだ。学者でも自分で生活ができるだけの財産をつくらなければいけない。そうでなければ、お金のために自由を支配され、理不尽な要求を強いられ、やりたいことができなくなってしまう」と説かれました。

私たちにも同じことが言えますね・・・・。いつまでもお金に支配される生活ではなくて、やりたいことを自由にやりがいをもって生活したいものです。

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四分の一貯蓄法は自動システム

帰国後、四分の一貯蓄法を実践。家族4人裕福な家庭ではなく、お子さんにも、毎日満足にごはんが不足する状態でしたが、毎日ごま塩ご飯で、実行していたそうです。

当時は厳しい時代で、貧しい状況だったと想像できますが、現代の家庭環境でならば、出来ない言い訳は無いだろうと先人に言われてしまうかもしれません。

毎月給料から20%も引いたら生活が成り立たないよと思うかもしれませんが、ここに関しては甘えはなく、完全にやり切るという強い気持ちが必要です。つまりそれくらいの気概がないとだめだということです。

お釈迦様の教え 貧乏から抜け出す方法

本多静六は少年の頃から貧乏生活を送っていました。そのため強い反骨心があり、「深い苦痛と耐えがたい屈辱をなめさせられてきた。このままではいつまでたっても貧乏からは抜け出せられない」と考え、貧乏を圧倒するために行動。

それが、四分の一天引き貯金法でした。これはすでに2500年前にお釈迦様がお経の中でも説かれていたもので、二宮尊徳なども奨励してきた貯金法と一致します。

貯金は方法論がどうのではなく、実行するかどうかが重要だという。あらゆる通常収入は、入ったときに天引きし四分の一を貯金してしまう。それ以外の臨時収入は全部貯金。これが全てです。

そのためには、お金の流れを最短最速で確認すること。マネーフォワードミーを使いましょう。

貯金を邪魔する敵の正体は、自分の見栄

ストイックですね。

この方法をやりきった本多静六の凄みを感じます。

しかし同じように実行できなくとも、やることに意味があります。そしてすぐ実感するでしょう。強大な敵が表れることを。

その正体は見栄です。貯金生活を邪魔します。

  • 良い家に住みたい。
  • 高級車に乗りたい。
  • 海外旅行
  • ブランド品
  • ご近所さん、知人からの視線

この敵にとらわれず、一切の見栄をなくせば四分の一天引き生活くらいはだれにでもできます。人生のうちに一度くらいは貧乏を体験してみましょう。

入ってきたお金を散財してしまっては何も残りません。ただでさえ、会社に依存し、収入の柱が一本しかない人たちにとっては、理不尽な扱いをされる危機が常につきまとっています。会社にとって都合の良い使われ方をされてしまいますし、嫌な仕事を断れば生活の糧がなくなってしまうとも言えます。

惨めな思いをしないためにも、自分の身は自分で守るしかないのです。

そのためにも、とにかく早く実践していくことが、とても大切です

まず50万貯める、そして増やす

貯金だけではお金を貯めるのに時間がかかります。

さらに加速するには、お金に働いてもらいましょう。

そのために、投資です。

世の中はある程度のリスクを起こさなければ、得られません。許容範囲内のリスクを負い、バランスを取り行動しましょう。

お金は雪達磨のように、最初はちいさな玉でも、その中心に玉ができると、あとは面白いように大きくなってくるものだそうです。

「少なくとも、四分の一天引き貯金で始めた私の場合はそうであった。これはおそらく誰がやっても同じ事であろう」だから、私は確信をもって人にすすめてきた。どんなにつらい思いをしても、まず10万円貯めなさい。10万貯まればたちまち50万貯まり、まもなく100万には、たやすい。ここまでくれば金が金をうみ、金がある処にはまたいろいろいい智慧も出てきて、いよいよ面白い投資口も考えられてくる。こうなるとすべては独りでに動き出し、やたらに金が殖えてきてわれながら驚くものである。

本多清六 私の財産告白」より

自分が予想していた以上にはるかに大きな財産を所有することになったそうです。そして貯蓄生活を行っていたことでもう一つの副産物も生まれるそうです。

貯金を作るにはまず家計簿をつけることから始めたほうがいいです。昔は手書きでしたが、現代は家計簿アプリがあり、簡単に管理ができます。この人類の叡智を使わないのはもったいない。無料で使える家計簿アプリを使わないなんて考えられません。

仕事を趣味にすると、お金はカスになる

経済的に自立してくると、大学勤務がますますやる気に満ちてくる。

学問と教育の仕事を趣味化して、もっと面白く人一倍に働けるようになるとのこと。

つまり財産はすべては、仕事を精一杯働いた結果で勝手にたまった仕事のカスとまで思えるようになるそうです。

貯金生活をつづけても、毎日の仕事で精一杯。給料も増えない。生活に追われて仕事を楽しめない。という人があるかもしれません。しかし、本多静六が過ごしてきた世の中は敗戦後の経済激動期。今の時代で諦めることは何もありません。

静六は25歳から「四分の一天引き貯金」の開始とともに「一日に一項」の文章執筆を始めた。

これには、貯金と同じように忍耐と継続が必要。最初はずいぶん苦しんたがやり抜き、生涯で370冊余りの著書を生み出すことになる。

大学の仕事も人一倍働き学生にたいする講義など一度も休講したことがない。官公庁や、早稲田大学その他の学校講師を掛け持ちした。さらに民間実業家の財務や事業場の相談にも応じた。要するに、なんでも働きぬき、仕事を趣味のように楽しんだ。

貯金から投資へ時制をよむ

貯金とアルバイトで、雪だるまの芯を作る。そして、堅実な「投資」を行う。

大切な信条:何事にも「時節を待つ」。焦らず、怠らず、時が来るのを待つ。投資成功には必要。

投資鉄則:金儲けは努力であり結果。その秘伝は根本的な心構え。

投資の第一条件は安全確実。

しかし、絶対安全のみでは、何も産み出さない。だから、絶対安全から比較的安全に向かわないといけない。その歩み寄りの距離だけを、細心の注意と機敏な実行で埋め合わさなければならぬ。

昔から卵は一度に同じカゴにいれてはいけないといわれている。

投資もそれと同じ。

一つの事業に入れあげては危険。いくつにも分けて投資。

分散投資:危険の分散を行うのが賢い行いかた

全部が全部プラスを望むのは至難だが、1つ失敗しても他で補うことができる。全体としてプラスになっていればいい。

お金に支配されたいですか

今の世の中で、お金を無視して生活することはできません。

まず経済的な自立をしないといけません。これがなければ、どんな成功も本当の成功とは世間ではみてくれません。

積極的に働き節約する。これよりほかに方法はない。

いくら働いても節約しなければ駄目。これはザルに水を盛るのと同じです。

必要最低限の支出と、人との付き合いはちゃんと行う。

ただ自分に対してだけは、

  • 足るを知り
  • 分に安んじ
  • 一切の無駄を排し自己を抑制

こういう生活を、目指す。

まわりからケチと言われ金を残す

あるいは気前がよいとおだてられ、一生お金に困って過ごすか

どちらかを選ばなければならない。

ケチとののしられても、将来的には本当に気前のいい人になり切ることもできる。しっかりと地に足をつけ、お金をコントロールしていくことが必要です。

一刻も早く経済的独立を

貧すれば鈍するという。

人は貧乏になると、自分が苦しくなるだけでなく

  • 義理をかき
  • 人情を欠き
  • 恥をかく

俗に言う三カクとなる。すると、他人に迷惑をかけ、嘘をつくようになり、信用をも失くしてしまうそうです。

逆に、たとえ少しずつでもプラスになっていく家計だと、身体は軽くなり威勢も良くなってくる。そういうところから、良い知恵もうまれる。すると毎日が楽しなり、生活にハリがでて勇気と自信がついてくる。

ケチと言われたらどうしようなど悩むこともなく、目標に向けて邁進すべきである。

財産を増やす方法

  • 焦らず
  • 堅実
  • 油断なく
  • 時節をまたぐ
  • 儲け口に乗せられるのも禁物。
  • 借金の保証人になるのも禁物。

初めは手堅く勤倹生活を続けていても、途中から道を外れてしまうこともあるそうです。

それは成功に焦って不堅実なやり方をした結果です。

実力通りの進み方をしていればよいのに、

不相応な融資をしたり

無理算段の投資をしたり、

己の器量以上に大きな仕事や、

不慣れな事業に手を染めたり

成功をあせる、堅実さを欠き失敗してしまいます。

だから、少しお金ができても、急に財産をふやそうと焦ってはいけません。たとえ一時の小成功を収めることはあっても、必ず最後はつまずく。よく注意しなければならない。

最初はみんな細心の注意を向け、経験者の意見を尊重する。ところが、順調に向かうと慢心する。自分ひとりで偉くなったような気になりがち。こうなると誰の意見も聞かず、第三者の批判を馬鹿にしてくる。無謀な大事業や不慣れの仕事でたちまち大失敗を招くことになる。

事業を守り、財産を守ろうとするものは、おごらず、他人の意見に耳を貸すことが大切です。

人間は金があっても無くても視野が狭くなるので、とくに注意してほしい。

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まとめ 秘伝のやり方?

大金持ちになる秘伝はない。

人一倍の努力と工夫が必要で、たくさん働いて、節約する以外に手はない。

貯蓄して資産の基礎をつくる投資が必要。

好景気時代のときには、思い切った貯蓄

不景気時代には思い切った投資という鉄則をたてて直進すること。

まずは行動に移して、お金の芯を作り出して、豊かな生活をつくりだしていきましょう。

さいごに 貯金はコツコツ当たり前のことをやり続ける

今回紹介した貯金の仕方は、特別なことは何もありません。秘伝のようなことでもありません。

誰もが知っていて当たり前のやり方です。

お金を増やす裏ワザがあるのではないか?と思ってしまうかもしれませんが、

結局は地道にコツコツと継続していくことが一番の近道です。

当たり前のことをする。貯金ができるかどうかはその1点にかかっています。

自分の意志は自分が思っているよりも意外と弱いものです。

結果を出していた本多静六ですら自動化を使っていたのですから、今回紹介したような強制的に貯金ができる仕組みを作るのが、逆に一番楽に確実に成果を出せる方法だと思います。

収入が入ってきたら、四分の一を貯蓄にまわし、残ったお金で生活する。そして自分が何にお金を使っていたのかを確認するためにも家計簿をつける。現代はアプリをとるだけで無料で使える。まずはアプリを使いましょう。

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ハイパーヒロ

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